2010-10-10

富士チャレンジ200

昨日は天候が最悪な中、富士スピードウェイでの200キロ耐久レースに参加した。
前日バタバタしてしまい、結局3時間しか睡眠がとれないまま4時に起床。出発時点ですでに雨。
楽しみしてそれなりに準備もしてきた大会だったが、さすがにこれではテンションが下がる。 ひょっとしたら中止か?なんて思いながら出発。 KJさんと合流してR246にさしかかった時点で雨足も強くなってきた。


入場口の係員「自転車ですか」→「はい」の一言でゲート通過



現地に到着してみると「雨なんて関係ないね!」てな参加者がすでに準備や試走をしている。
現地の放送も至ってフツーの雰囲気。どうやら予定通り開催のようだ。
ということで覚悟を決めて準備、受付を済ませてチームが陣取ったピットへ。その途中にある出展販売のテントではやたらと人だかり。寄ってみたらレインウェアやシューズカバー的な防水グッズを求めている人たちだ った。
よっぽどのサイクリストで無い限り、たいていは雨天では自転車を乗らない。だから雨対策グッズも持ち合わせていないんだろう。

やがてショップのメンバーと合流。今日はさすがに誰も試走もしていないようだ。自分もウォームアップは本番の中でいいやと割り切ってた。
スタートは9時、しかし30分前ぐらいからすでにスタートの位置取りで多くの選手が並んでいる。我々はのんびりと後方に落ち着く。スタートまでの20分間、雨と寒さで震えながらセレモニーを迎える。たぶんセレモニー的なことをやっていたと思う(まったく耳に入らず)。

そしてスタート。1000人は居たかと思う大集団のそれぞれの足元から「カチャカチャ」とクリートをはめる音を聞くとさすがにテンションが上がる。
スタートして直後の第1コーナーが一番Rがきつく、コーナーを抜けると長い下りとなる。集団での走行はかなり危険。
しかもこの雨で、効きの悪いブレーキに慣れるまではしばらく様子見が必要。ということで最初の2周はアップ走。ただし予想通りあちらこちらで落車が発生。自分のすぐ後ろでも「ガッシャーン」という音がしたり、とにかく危なっかしい序盤だった。

ちなみにコースはこんな感じ

コース全長:4,526m(ショートカットコース)
全幅:15~20m
コーナー数:16(左コーナー6、右コーナー10)
直線数:8(最長1,475m!)
勾配:最大下り10.05%、最大上り8.88%

普通ならそれほどキツくはないはず。ただし大雨で200kmとなるとこの8%の坂が後々エラいことになる。
今回は7時間で200km。ざっくりといえば平均30km/hで走ればクリアできる。
先々週のヒルクライムでは心拍数重視だったが、今回はサイクルコンピューターにラップ数と平均速度を加えてみた。富士ご自慢の1.5kmホームストレートでは36km/h、下りは50km/h、上りは18km/hとそこそこ。
やがて集団も散ってようやく自分のペースで走れるようになる。ただし雨はやむ気配もなく、むしろ強くなってくる。救急車のサイレンの頻度も多くなり、「痛そう・・・」にコースアウトしている選手を横目に大会続行の不安がよぎる。

もうひとつの不安といえばエネルギー補給。今回はトップチューブにセットできるバッグにカロリー名とやジェルを詰めるだけ詰めて、ボトルも2本搭載。途中でピットに戻って補給するのは自由だが、自分の性格からすると休憩したら走れなくなりそうなのでノンストップでもいけるように準備をしたつもり。
週末の走行会で小田原に行く50km弱の間にそこそこお腹が減っている経験から、40kmごとに何かしら食べることにした。

100kmを通過、3時間ちょっと。このペースなら6時間前半も狙える?なんて勘違いもしながら、それでも折り返したことでだいぶ気持ちが楽になる。
この時点で平均時速は33km/h弱。まだ貯金はある。カラダの痛みもなく体調は問題なし。タイムロスの要因として心配だった尿意もなし。空腹もなし。さらに一番心配だったお尻の擦れもなし。先日購入したアイテムが抜群に効いている。
とはいえ確実にペースは落ちる。このころから上りのダンシングが重たくなる。途中本気でブレーキシューがリムに当たりっぱなしかと思うほどペダルが重く感じた。そして大打撃だったのがフロントのインナーギアが入らなくなってしまったことだ。インナーは2段あるフロントのギアで軽く方のギア。
今回ははじめから、上りでは普段やっているような「アウターでダンシング」は封印していた。心拍と筋肉に負担がかかってしまうのがその理由で、そのためインナーをこまめに使っていた。それが130kmで使えなくなってしまった。「えー!」と確実に独り言を言っていたと思うが、雨でずぶ濡れの状況下では何が起こるかわからない。実際チェーンが切れちゃった人やパンクしちゃった人も目にしていたので、それよりかはマシかと諦める。まぁアウターが入らなくなったらさすがにやめていたが。。。

思い返せばそこからの70kmが相当キツかった。雨の強弱や路面状況が気にならないぐらい色々なことを頭にめぐらせながらの走行。もちろんペースも落ちてきて平均速度も31km/h台になる。
インナーが生きていたときはそこそこ無難にこなせていた8%上りが「ヨッコイショ」レベルの漕ぎになる。

なんとか170kmまでこれた。ここからは本当の意味での「未知の世界」。ひと漕ぎするたびに自己最長走行距離となる。ただそれは嬉しさよりも不安のほうが強く、ただし無理なく走れば7時間以内には到着できる見込みなのでこれ以上のメカトラブルと落車に注意しながら走る。
意識もだいぶ弱ってきたのか、これまで200kmを目標にしていたが、それよりもコンビニで買ってピットに置いてあるメロンパンが急に恋しくなり、一刻も早くメロンパンを食べたいがために漕いでいる自分に気づく。
それがよかったのかなんとかゴール。手元では6時間38分。公式では6時間30分弱。まぁどちらでもいいがとにかく完走できた。

ピットで完走を喜んでくれた仲間に気の利いたことも言わないままメロンパンを秒食。おにぎりだのとにかく手持ちのものをがっつり食べた。消費カロリーは8300kcal、そりゃお腹も減っているわけだ。

今日は水分をほとんど雨で凌げた(とおもう)のでボトルも1本分で済んだ、そのせいか尿意もなくノンストップで200km走れた。皆は「えー?ノンストップ?!」と驚いていたが、自分の性格だとたぶんこれじゃないと駄目だったと思う。ということで結果的には雨が功を奏したのかも知れない、でももう雨は勘弁。
前回は5週。今日は44週の富士スピードウェイだったがいずれも雨。来年は6時間切りを是非とも晴天の下で達成したい。

それにしても7時間近くをトイレもいかずに自転車に乗っているって。。。やっぱり異常な世界だ。


負傷しながらよく走ってくれた



終了後もひたすら雨のホームストレート








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