もちろん私のことではない。片山右京氏のことである。元F1ドライバー、サイクリスト、そして登山家の氏ではあるが、ご存知のとおり去年大変な事故に遭ってしまった。去年の末のことではあるが都内でトークライブがあり、そこではじめて右京氏の自転車への思いを聞いた。
正直それまで自分の中での印象は「F1引退してからいろいろやってるけどいったい何者?」といった感じだったが実際に生で本人の話を聞いてみると右京氏の原点はまさしく自転車にあった。
そもそも右京氏の祖父が貸し自転車屋を営んでいて、子供のころから自転車が身近にあり、小学生になった頃には神奈川県中を走り回っていたとか。その体験が登山やF1への情熱へと高まっていったようだ。
そのトークライブは1時間程度のものではあったが、聞いている側もすぐに自転車に乗りたくなってしまうな熱い話であった。「自転車は自分の限界を計る最適のツール」これは去年ツール完走直後の別府史之選手も同じようなことを言っていた。自分も本格的に自転車をはじめてみてまさに同じ思いを抱いた。実際普段の生活で心拍200越えなんてまずありえないし、自転車はいろんな意味で自分をごまかせないツールでもある。
そのトークライブではサインや写真にも気軽に応じてもらい、その人間性に触れた貴重な時間だった。
まさかその1ヵ月後にあんな事故に遭ってしまうとは想像だにしなかった。
それから数ヶ月、いろいろな思いや励ましがあったと思うがとにかく帰ってきた。
そして冒頭のような成績を残すまでになった。
いろいろな意見もあるだろうが、”自転車仲間”としてこれからの右京氏の復活劇が楽しみである。
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